長期インターンを導入して採用につなげられるのか不安に感じる採用担当者様は多いのではないでしょうか。長期インターンから採用に成功する確率を上げるには、社内での受け入れ態勢がポイントです。
そこで今回は、JobPackerを活用して長期インターンからの新卒採用に成功した葵パートナーズ様にお話を伺いました。
ーさっそくですが、長期インターンを導入することになったきっかけを聞かせていただけますか。
きっかけは、御社からのお声がけがあったことです。はじめにお声がけいただいた際は、いつかやりたいなとは思っていました。
それまでの新卒採用は別の採用ツールを利用していたのですが、工数がかかる上にうまく採用ができず課題を感じていました。
会社の採用の今後を考えた時に、早期化している就職活動において早く接触できてお互いにマッチした質のいい状態で採用できる方法がないかと考えたんです。
そこでJobPackerを思い出したんです。 ちゃんと学生の人となりを知るためには、業務を通した方が間違いないと感じました。
ーありがとうございます!そのようなタイミングで思い出していただけて光栄です。以前使用されていたツールにはどのような課題を感じられていたのでしょうか。
何よりも学生のことを十分に知れないことですね。
学生と接点を持つためにかかる工数に対して、学生のことを知れる機会が足りていないと感じていました。
学生を深く知らないないまま採用を進めるためか、ミスマッチがあり内定を出しても辞退されることもありましたね。
長期インターンを通して、企業・学生の両方がお互いのことを前もって知ることで、うまく採用できるようになるのではないかと感じていました。
ー実際に長期インターンを活用してみて、どのような点にメリットを感じられましたか。
長期インターンでは、入社する前から人柄を知れることがメリットだと思います。
また社員との関わり合いからは、人との関わり方や向き合い方までも知ることができました。
人柄をしっかり知ることができるため、社風にマッチしているかどうかまで入社前にイメージできたためミスマッチを防止できたと感じています。
その他にも、入社前に教育が終えられているのも大きなメリットですね。
弊社の業務では専用のツールを使いこなす必要があるのですが、それを長期インターン中に覚えているので入社してからでも即戦力として活躍してくれると思います。
ーおっしゃる通りで、面接だけでは見えない人柄が見えるのは長期インターンならではですよね。反対にデメリットだと感じられたことは何かありますか。
そうですね、学生の子が来てくれることは初めてのことだったのではじめの頃は「いい経験をさせてあげないと」と気負ってしまうこともありました。
対応の仕方など初めは迷うこともあったんですが、日が経つにつれて自然と解消されていきましたね。もし今受け入れ体制が課題で導入できない企業があるなら「やってみればなんとかなる」ことを伝えたいです。
最初は不安でも試行錯誤し、チャレンジしていくことで、社内にノウハウが蓄積されていったように感じています。
新しいチャレンジのため大変に感じることもありましたが、会社全体で採用に対して向き合えたことは、とても嬉しい変化でもありました。
ー学生との関係構築に悩まれるケースは多くあるのですが、具体的にどのような変化があったのですか。
現場が採用への意識を持ってくれたことですね。
これまでは、採用は採用部の人だけが対応するという雰囲気があったんです。しかし、長期インターンは現場メンバーが接点を持つのでスクラム採用の土壌になりました。
これは短期からの母集団形成でも社員に必要なスキルなので、中長期的に非常にいいと感じています。
ー今回長期インターンから採用するにあたって工夫したことはありますか。 工夫したことは、年の近い社員と接して孤独にさせないように気にかけたことですね。
お兄さんお姉さんという距離感で接点を持ってもらうことで、本音を引き出しやすい環境づくりや入社後の働くイメージを持ってもらえたらと考えていました。
今回募集していたのが、経営者と接する業種だったので事前に採用基準をしっかり持っていたんです。この基準は新卒採用とほぼ変わらないんですが、面接段階での具体性を重視したことで内定承諾につながる採用ができたのかなと感じています。
ー入社後のイメージを持ちやすい環境は、学生にとってのミスマッチも防げそうですね。そのように現場に受け入れてもらうのは大変ではありませんでしたか。
弊社は未経験者が多い職場なので、はじめから理解があったのは心強かったです。そのため、どちらかというと学生にどう成長・満足してもらうかが課題だと思っていました。
ただ仕事をしてもらうだけでなく、休憩中にも社員との交流の場を設けたり新入社員と同じように研修に参加してもらったり。いい意味で特別扱いをしないように社員にも伝えていました。
ー内定を承諾してもらえた決め手はなんだと感じていますか。
そうですね、今回内定を承諾してくれた子は社風のよさが決め手だったと聞きました。ありがたいことに、実際にインターンで社員と関わって「良い人しかいない」と感じてもらえたようです。
働く雰囲気や社風をインターンで理解していたため、他社から内定をもらっていても入社後のイメージがわきやすい弊社を選んでくれました。
この強みは会社に来ないとわからない部分ではあるので、なかなか見つけてもらいにくい点ではありますが今回の事例からも自社の魅力として推していいポイントだと感じています。
JobPackerさんが開催している中小企業向けの採用イベントでも、会社の社風に魅力を感じてくれました。その結果それぞれのイベントで低学年の子も興味を持ってくれて、そこから長期インターンに応募してくれた学生もいました。
自社の魅力が社風であるということが明確になったので、これからも合同説明会や長期インターンのように直接接点を持って魅力を伝えて行きたいと考えています。
ー最後になりますが、JobPackerのよさを教えていただけますか。
長期インターンの募集サイトはJobPackerしか利用したことがないのですが、地域に根付いている点や弊社に寄り添ったアドバイスをくれるので大変助かっています。
どの会社にも言えることではなく、うちの色をみて提案をしてくれるのはJobPackerさんならではだと思います。
ーありがとうございます。学生との関わり方や現場での受け入れ方に悩む方は多いのですが、うまく長期インターンを活用していただけで嬉しいです。今後もお力になれるように努めて参ります。
お話を聞かせていただきありがとうございました。
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